SK8-Parkのはじまり(空のプール)

スケートパークにおける施工を理解するには、スケートボードのSKATE-PARKの進化の歴史を理解することも理想的な設備を企画するうえで大切だと思われます。米国内では、1960年代から1970年頃の「スケートボーダー」たちは、水が入っていない「空のスイミングプール」を利用してスケートボードを始めたのでした。当時は警察が出動するほど大騒ぎになったケースもあったようです。プールに穴が開いたり、ヒビが入ったりして・・・

現代の「スケートパーク」とは、スケートボード、インラインスケート、BMXなどを含めた「アクションスポーツ」を行うための専用施設です。様々な形状の障害物(セクション)が設置されており、ストリートコースのような直線的な「レール」や「カーブ」曲線的な「ボウル」「バンク」「ジャンプ台」など、様々なセクションが配置されています。利用者が安全に技術を向上させたり、楽しんだりできる設備を目指しているのです。日本国内でも、「公道での走行」は違法だとして安全条例や道路交通法で規制し、安全に楽しめる専用施設の計画が行政として各自治体による整備が進んでいるようですが、まだまだ問題は山積みのようです。その理由は、地域によって、設備の必要性への理解不足があると思われます。オリンピック競技種目になった今、皆様の応援が必要です。頑張っている人たちのためにもよろしくお願いします。



スケートパークの設計・施工は、費用や敷地と規模など、行政の予算の投入枠が関係している限り、利用者側の理想よりも、「スケートパーク」を公園の構成の一部としてスポーツ体験を再現したり、模倣したりしているケースが殆どではないでしょうか。

今後、スケートボードやBMX人気に伴い、スケートパーク自体の「摩耗」や「損傷」は、修理や補修するための予算やラン二ングコストを考慮する必要があります。スケートパークの専門の設計は、スケートパークの継続的に健全な状態に保つための管理に関して、使用状況の問題点も考慮しなければなりません。単に「設備を痛める利用は厳禁!」とか「BMXのペグ利用禁止!」というメッセージは、利用者の耳には届かないものと考えるべきで、メンテナンスプログラムも事前に検討しておいた方がよいでしょう。これらの設備の企画~設計プロセスの計画で、関係者全員のオープンなコミュニケーションと専門家であるスケートパーク業者の専門知識により、利用者の意識を向上させる方法やスケートパークのあり方も把握する必要があるといえます。